テラス屋根の「柱高」って?|知っておきたいエクステリア豆知識

公開日:2017/04/24(月) 更新日:2022/12/10
本日ご紹介するのは
テラス屋根の選び方…

その中でも、よく誤解されている
「柱の高さの選び方」について解説したいと思いますよ!





“テラス屋根の柱”とは?

まず初めに、

そもそも、さっきから言っている“テラス屋根の柱の高さ”とは、一体どこのことなのでしょうか?

稀に“テラス屋根の柱の高さ”と聞いて、下の画像のように、家に接している方の高さのことだと勘違いされる方がいらっしゃいます。

…それっぽいですが、違います。▼▼
柱の高さ
※写真の赤い丸は柱の高さではありません。

じゃあ、どこなの??というと、正解はここ▼▼
【1階テラス屋根】
レギュラーテラス屋根 2階用

【2階用テラス屋根】
YKKヴェクターF 1階用


“テラス屋根の柱の高さ”とは屋根取付位置の高さではなく、見たまんまの“柱の方の高さ”です。

家に接している方は雨が流れるように勾配がついているので、柱のサイズよりも高くなってます

柱の高さと屋根の取付位置の高さ

「そんなの見ればわかる!!」と思うかもしれませんが、ここを勘違いしたまま、テラス屋根を購入すると、想定した柱の高さと合わず、最悪せっかく買ったのに取り付けができないなんてことも…。



テラス屋根の柱の種類

次に柱の種類です。

■ 標準柱
■ ロング柱


これ、どっちにしたらいいかわからないですよね?


例えば、屋根を取り付けたい位置が地面から2m50cmだったとします。

対して、購入を検討しているテラス屋根の標準柱が2m40cmと表記されていたとしましょう。


家側はサイズにも寄るのですが、どんなに小さいテラスでもR型でしたら30cm程度は上にあがりますので、上記の場合は標準柱でOKです。

※フラットの場合は約15cm〜25cm程度。サイズに寄ります。

また、取付希望位置が2m40cm以下だった場合も、柱はカット(無料)し、調節可能ですのでご安心ください!


逆に、取り付けたい高さが2m80cm以上という場合は、出幅によっては高さが足りなくなりますので、ロング柱になる事が多いです。

あまり高いと吹き込みが入ってきてしまうので、理由がない限り高い位置にテラス屋根を付けるのはお勧め致しません



ベランダ屋根の場合は?

2階の場合はほとんどが標準柱で取付可能!ベランダの床から、大体窓の上までが2m程度。
(シャッターボックスが付いているともう少し高いです。)

平均的な屋根の取付位置は2m20cm〜2m30cm程度です。光取りの窓や飾りがある場合はもっと上に付けることもございます

こちらもあまり高くすると雨が吹き込んできてしまうので、2m20〜30cm程度がお勧めですね

2階の屋根は上記サイズがほとんどなので、必ず柱はカットになります

このカットも無料で行っており、お客様の家に合わせて調整させていただきますのでご安心ください

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