和風キッチンガーデン施工例 in南大阪店(本社)

2007/08/21(火)に書かれた記事です。

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公開日:2007/08/21(火)
本社入口の片隅に、

和風キッチンガーデン 本社
ロックガーデン調の和風キッチンガーデンができました。

ガーデナー・ハチマキ杉田ガーデン職人・田中による
コラボ作品です。
 


弊社での外構工事のあとは、ハチマキ杉田の出番です。
お庭のご提案から、施工までお客様の“夢をかたちに”してくれる、植栽の魔術師です。
自由な発想と遊び心が、彼のデザインの特徴です。
伝統的な純和風庭園から、イングリッシュスタイルの洋風ガーデンまで、幅広い分野まで対応可能です。 自畑で育てている樹木を、恋人のように丹精込めて手入れをしている姿は、喜びに満ちています。


では、この遊び心いっぱいのキッチンガーデンを覗いてみましょう。

・この庭のテーマは、『キッチンガーデン』。3種類のベリー類の樹が揃い、収穫の時を待っています。樹木や下草は、それぞれ開花や、実の収穫時期が異なり、四季を通して変化を楽しめる植栽がそろっています。 庭の間を歩けるように五色玉石を敷いて小道に仕上げています。マルチング仕上げの黒が、植栽の緑の引き立て約となって、色鮮やかでとても美しいです。 
 ブルーベリーの樹の間から、錆びた大砲がお客様のハートを狙い撃ちです。

一番上の写真より・・・。
・手前の樹は、今人気急上昇中のジューンベリーです。
 その名の通り、原産地では6月に果実の収穫をします。 日本では、6月頃に小さく白い花が鈴なりに開花し樹冠を白く覆いつくします。 初夏〜初秋にかけて赤い実をつけやがて、甘く完熟します。 その実は、もちろん食べることができます♪ 秋になれば紅葉し、やがて、葉は落ち、冬を迎えます。 四季を通して樹の表情が変わるので見る人の心を楽しませてくれます。


・左奥にあるのは、アカバナトキワマンサク
 実の生る樹ではありませんが、春と秋にピンクの花が咲き誇り、1年に2回も楽しませてくれます。観賞用ですが、最近では刈り込みに強いこともあり、生垣としても使われるようになっています。 漢字で書くとこんなかんじ→紅花常磐万作。 なんか昔の人の名前みたい(^_^)ですね。


ブルーベリー・万作さんのとなりには、ブルーベリーがあります。
 ブルーベリーは4月頃から約1ヶ月間、釣鐘状の小さく白い可憐な花房をつけます。そして、果実は、食べれるまでに緑→赤→青→青藍(成熟)と変色し、日々私たちの目を楽しませてくれます。 栄養分として抗酸化作用のあるアントシアニン、フェノールの含有量が多く、ビタミンE・C、も豊富に含まれています。あまり知られていないのは、食物繊維含量も高いということです。そして、な、なんと18種類ものアミノ酸も含まれています。ちいさな一粒の中に、なんて多くの成分が詰まっているのでしょう! 
 本社のブルーベリーは、ちょうど赤い実をつけています。食べ頃になるのが楽しみ〜。


・アンティーク(-_-;)な大砲を挟んで、その横の大きな葉の樹は紫木蓮
 木蓮といえば、街路樹でよく見かける白木蓮が多いですね。紫木蓮は春先に紫色の大きな花を咲かせます。ソメイヨシノと同じ時期とも言われています。 来年の春が待ち遠しいです。


・最後、右端の樹は、イチゴノキです。
Arbutus unedo/イチゴノキ/ストロベリーツリー 原産地はノルウェー。 本名:Arbutus unedo 日本ではストロベリーツリーとも呼ばれています。イチゴのような実をつけることから、そう呼ばれているそうですが、どちらかといえば、ヤマモモに似ています。
 ベリーのなかまなので、花はブルーベリーにの花に似ています。実の収穫は冬です。 
 ガーデナー杉田の最近にお気に入りだそうです。



いかがでしょうか?
この庭が四季を通してどんな表情をみせてくれるのか、今から成長が楽しみです。
楽しみが多いお庭は、ワクワクしながら毎日お手入れできますね。
花が咲いたり、実が生ったら、ファミテイ通信で報告しますので、お楽しみに!!