パナソニックトイレ「アラウーノ」説明会へ行ってきました♪

公開日：2014/08/26（火）

みなさまこんにちは

本日はパナソニックの人気商品
全自動おそうじトイレ「アラウーノ」技術ラボ展（商品説明会）に
参加してきましたので、その内容をお届け致します

＜新型アラウーノ＞

場所は大阪駅直結のグランフロント大阪内にある
大型ショールーム「パナソニックセンター」にて

商品開発秘話も聞けるんだとか。NHKの「プロジェクトX」好きな私はとっても楽しみ☆
さてどんなお話が聞けるのでしょうか？

アラウーノは今までのトイレにない技術がたくさん使われているとのことで
開発するにあたり、パナソニックは4つの特許を取得したそうです

特許?　ターントラップ方式による排水技術
ニオイがあがってこないように、トラップという山のような部分をつくってあり
その山部分の排水路を越えて、汚物と一緒に押し流せるだけの水量が必要なのです。
これをパナソニックの「ターントラップ」は、普段は排水路を上を向きに、
洗浄時には排水路を下向きに回転し、汚物を押し流すようにしたわけです。
水の全量を上部から流す構造だからこそ、少しの水でしっかり洗浄ができるという
画期的なしくみ。

流す前は上を向いていて

流すときは下を向きます

これによって少ない水でもしっかりキレイに洗い流すことができるんです

そして、水圧で流さないから、とっても流水音が静かなんですよ〜

特許?　有機ガラス系新素材　　
アラウーノは一般的な陶器ではなく、独自開発の有機ガラス系新素材を採用しています。
なぜj陶器ではなく樹脂なのか？
最大のメリットは汚れの原因である「水アカ」がつきにくいということ
陶器は親水性。その為、表面に汚れが残り水アカがつきやすい。
水その汚れに雑菌が付着、ぬめり黒ずみが発生してしまうんですね。
有機ガラス系新素材は撥水性。汚れをふくんだ水滴ごとはじくから、陶器に比べ汚れが付きにくい
※デメリットもお伝えしておくと、硬度は陶器にくらべると弱いという点はあります

特許?　世界で唯一。成型加工技術　　
樹脂素材を採用することにより、陶器ではできない一体系型加工技術に成功
一体成型なので、汚れがたまりやすい便座と便器のスキマがなく、おそうじラクラク♪

特許?　擬似汚物の開発　　
下の話で失礼します。（お食事中の方は読み飛ばしてください）
え？擬似汚物を開発？と驚かれたでしょうか？笑
汚れにくい素材や洗浄力の実証に不可欠なもの。実際にかぎりなくリアルな人の汚物を2年かけて開発。出し方まで忠実に再現するため、なんと肛門の代わりになる便出し機まで製作しちゃったんだとか！
この情熱ハンパないですね・・（私の頭の中でプロジェクトXのテーマ曲「地上の星」が自動再生されました・・）
このリアルな汚物があったからこそ、お掃除ラクラクな便器が誕生したんですね
今となってはJAXAさんなどの異業種業界からも問合せが来るほどの再現技術だそうですよ

この特許以外でのアラウーノの大きな特長は
従来の90％男性の排尿の際に出るハネ汚れを抑えた点ですね

どうやって、尿の飛び散りを少なくしたのかというと
?便器内の水位を低くする
?泡がクッションの役割で尿を受け止めて、周りに飛び散らせない
これによって飛び散りをグッと抑えたというわけです

泡が受け止めることによって、排尿時の音も小さくなるのもイイですね

（ちなみに男性の約半数（！）は座って用を足す派だそうで、
やはりこのハネ汚れを気にしてかと思われます・・）

そして今年6月に新発売された新型アラウーノは今までのアラウーノと
どう違うのか？ってこともご報告しておきますね♪

新型アラウーノは旧アラウーノと違い
洗剤を入れる場所が上部分になりました！
（旧型は横部分に投入口があったので入れづらい場合があった）